釣りをしていて、潮止まりとか潮の流れがいいとかよく皆さん言っていますが、実際のところどうやって見分けるのですか?と質問されることがよくあります。
特に初心者さんに多い潮のタイミングがわからない方へ今回は、釣り歴30年のアレコレが
潮のいいタイミングと見分け方を説明していきます!
目次
潮の種類
大潮の日が一番潮が動くわけで流れがいい日となります。
※釣り場によっては一概にいいとは言えません
大潮
潮の干潮差が一番大きい状態で新月や満月の前後数日を指します。
中潮
大潮と小潮の間の期間
小潮
潮の干潮差が小さい状態
長潮
干潮差が一段と小さくなり、満潮・干潮の変化が緩やかでダラダラとした状態
若潮
長潮の翌日・大潮へ向かう潮
潮止まりとは?なぜ釣れないのか?
潮には流れがあり、水かさが最も低い時「干潮」・水かさが最も高い時「満潮」と言います。
潮止まりとは、この干潮・満潮のピーク(折り返し地点)で起こる潮が動かない状態のことを言います。
また、潮止まりが釣れないと言われるのかは、単純に海面の動きが止まることで
水中への酸素の供給が制限されるため、捕食行動が抑えられるというメカニズム。
マズメ(時合)という時間
マズメ(時合)というのは、日の出・日の入りの近辺1時間前後を指します。
この時間がよく釣れる理由は、夜行性のプランクトンが関係します。
潮が程よく動いている状態で酸素量も確保されているので魚は活発に活動し始めます。
植物性プランクトンが光合成を始めると、動物性プランクトンが寄ってきます。
それを目掛けて魚の捕食が始まるというわけです。
ちなみに赤潮というのはプランクトンが大量に発生したときに起こる現象です。
潮目とは?
潮の流れと流れの境目を潮目と言います。
線のように見えたり泡立っていたり目視で確認できます。
つまり酸素含有量が多い状態ですので魚の活動も活発です。
この境目は釣りをする上でかなり重要なポイントになります。
潮汐表の見方
とある日の潮汐表を見てみます。
大潮
日の出5:10 朝マズメ前後1時間
日の入り18:18 夕マズメ前後1時間
満潮5:20 18:08
干潮11:40
この日は潮が一番動く大潮でマズメ時はかなり釣果が期待できるはずです。
まとめ
こうやって潮をよむことでいつが時合なのかを知って釣りができます。
釣れない時間に頑張って投げたりしても集中力も体力も消耗するだけなので
無駄なことは避けて、釣れない時間は食事を取るなり休憩に当てた方が効率がいいです。
効率よく効果的に釣りをすることで釣果アップを目指しましょう!
少しでも参考になればと思います。